発達障害という名のエキセントリック

発達障害者の日常をつらつらと。

タイトルの所以。

 

何も、好き好んでニートになる人なんていないと思う。

 

僕だって今でこそニートだけど、できればレールに沿った安定した人生を歩みたいと思っていたし、大企業に入りたいと思っていたし、社会的地位とか、収入とか、会社を辞めたら全て失うのではないかと思っていた。

 

思い返せば就活の時も、「新卒だから」という理由でよくわからない会社に70社以上エントリーして自分を客観的に見るということがまったくできていなかったし、完全に就活に踊らされていた。

 

そんな中でやっと手にした内定だからこそ尊かったし、会社を辞める時は涙が出るほど怖かった。

 

 

だけど会社を辞めて、ニートになって、今思う。

 

 

そんなのは全て幻想だった。

 

 

一度レールを外れたら終わり、短期離職を二回も繰り返すような奴にまともな就職先はない、一つの会社に三年以上いないと次はない、、、

 

脅しとも取れる言葉を周りの大人からかけられた。

 

 

だけど会社を辞めた僕がどうなったと言うと、、、、

 

 

ものすごくハッピーになった。

 

 

好きな時間に起き、お気に入りのカフェで朝食を摂り、趣味のサイクリングをした後、ブログを書いて寝る。

 

満員電車も煩わしい上司も無駄な会議もない生活。

 

たった一つの問題は「お金を稼げない」ということだけど、近い将来ベーシックインカムのようなシステムが必ず機能する心配無用。

人間としてどちらが豊かか考えればやっぱりニートである今のほうが豊かだと思う。

 

心にも余裕があるしね。

 

ニートになって良かった!」「みんなニートになれ!」とか言うつもりはない。

僕だって曲がりなりにも社会人を経験して、少しだけだけど仕事の尊さや楽しさを知ってるから、今一生懸命に働いている人達にとやかく言う資格はないと思ってる。

 

だけどそうじゃない人、もう仕事が嫌で嫌で仕方ない人、満員電車で吐き気がする人、とにかく働きたくない人

 

そんな人は無理に働かなくていいよ。

ニートの未来は明るいよ。

 

そんなことを伝えたくて「ニートのすすめ」というタイトルをつけました。