発達障害という名のエキセントリック

発達障害者の日常をつらつらと。

ニートのゴールはまだ誰も見たことがない。

 

最近は専ら本ばかり読んでおります。

 

 

いろいろ紹介したい気持ちでいっぱいなんですが、その中でも個人的に面白かったのが、こちら。

 

勝ち組フリーター列伝 (ビッグコミックススペシャル)

勝ち組フリーター列伝 (ビッグコミックススペシャル)

 

 

 

 

 

いわゆる社会のレールから外れて、四苦八苦しながらもたくましく生きていく人間の様が描かれているのですが、中でも猛烈に印象に残ったのが

 

 

「フリーターのゴールってまだ誰もみたことないんだぜ。わくわくするだろ?」

 

 

というセリフ。

 

 

なるほど、確かに。

 

 

ニートやフリーターを含めた「非正規雇用」と呼ばれる人たちが4割りを越す現代だけど、その人たちの行く末(ゴール)はまだ誰も見たことがないのだ。

 

そのそも「ニート」という言葉が生まれたのも2000年頃の話なんだからね。

 

 

ニートは「将来が不安」「生活保護まっしぐら」なんてことをよく目にするけど、実際、今の段階で「ニートの将来」を知るものは一人もいないのだ。

 

 

 

どうでしょう?

少しだけワクワクしませんか?

 

 

今を生きるニートは良くも悪くもパイオニアです。

 

 

僕自身、レールから外れて現在はニートな訳ですが、それほど大きな不安は感じていません。

 

なぜなら「ニートの行く末(ゴール)」を作れる可能性のある世代だから。

 

 

 

やたら風当たりが強いニートやフリーターといった非正規雇用者。

 

だけど、正規雇用者が本当に最後に笑っているかどうかはわからない。

 

僕は、「ニートだけど最高に楽しい人生だった」と言えるくらいのゴールを作りますよ。

 

最後に笑ったもの勝ちです。